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melとChobiの玉手箱

今日のたわごと

京都スクーリング(ついでに大原)−2006.08.23〜2006.08.29−

2006.08.25〜08.27 デジタルアートワーク

25日から27日までの3日間は「デジタルアートワーク」というスクーリング授業に参加してました。具体的には32Pの絵本を構想から製本まで行うという内容です。スケジュール的にけっこうキツイです。最終日に帰る予定は入れない方がいいくらいのカンジです。
このスクーリングは2007年度からはテキスト課題と平行で行われるようなので、今までよりもじっくりと絵本制作できるようになるんじゃないかな。

スケジュールは、
1日目:午前:絵本についての講義 午後:構想(サムネール作成)
2日目:午前:サムネールのプレゼン 午後:Macで制作
3日目:一日:制作〜プリントアウト〜製本〜講評
という感じで進んで行きました。

1日目の絵本の講義は、長谷川修平さんの絵本や、定番「ミッフィー」の絵本、「あおくんときいろくん」などについての講義でした。教室には他にもたくさんの絵本や絵本についての参考書など用意されているので、構想の際にいろいろ参考になりました。

その後、構想に入るわけですが、事前にネタなり画像なりを用意してきた人はサムネール作る前に先生のチェックが入ります。私も事前に考えていたネタらしきテキストと、持って行った猫の顔だけの画像を見せたら、「せっかくこれだけ出来てる画像があるんだからこれを使った方がいい」というコメントをいただき、私が「ストーリー物よりも何かしかけのある絵本にしたい」と言ったら、さらに、「顔だけでも絵本になるからその線で考えたら」とのアドバイスをいただきました。

そんなことで構想して作成したサムネールはこんなカンジです。(下記画像をクリックすると拡大画像が別ウインドウで見られます)

サムネール01 サムネール02

2日目にサムネールの段階でプレゼンがあったのですが、ここで「第13画面と14画面をしっかり作らないとこの絵本はダメ」みたいなことを先生に言われたので、ちょいと気合い入れて絵を描かないといけない状況になってしまいました・・(~~;; 事前に画像を持っていたので、制作時間の大半はこの4ページ分の見開きに費やした私です。

絵本完成品表紙そうして出来上がったのはこちら。

なんだかめちゃくちゃオーソドックスな絵本で・・(~~;; サムネールづくりの時に先生からは「分かりやすいものが悪いと言うわけではない」とのフォローはあったんですが、もーちょっとひねれたらな〜・・。

一応コンセプトとしては、幼児向け・楽しい・分かりやすいといった所かな。

講評時にはまだハードカバーの表紙は作成できておらず、講評終了後に時間のある人だけ残って最後まで続けてました。裁断〜ハードカバーの糊づけは全部先生がやってくれました。(先生お疲れ様です・・。) なんやかんやで21時すぎまで学校にいたのは初めてです。

絵本中身サンプル出来上がってみると考えていたより立派な本に仕上がったので今までの苦労も吹っ飛びました。けっこう手作りでもいいもん作れるんだな〜・・。機会があったらまた挑戦してみたいです。(今度はポップアップ絵本とか作ってみたい・・)

今回担当の先生もすごく面白い先生で全く飽きなかったのですが、この学校はなーんでこんなに面白い先生が多いのかな〜。芸術系の先生だからか、はたまた関西人だからなのか・・。